どーも。
僕です、グチノマです☆
たまには真面目な話をしようかなと思います。
なんで美容師になろうと思ったの?
ってよく聞かれるので、
美容専門学校を選ぶ時に、悩んで、
体験入学、一緒に行かない?
と、友達が誘ってくれました。
あれから17年、今でも交流があります☆
なんかこう、初めてやりたい事が見つかって、
すんごく嬉しくて、
母美保子に相談しましたが、
反対、大反対。
わざわざ荒波に飛び込むこともない、
普通に会社員で、普通に過ごして、暮らしてほしい。
美保子は、普通の人生じゃないけど、
普通の会社員。
普通でいて欲しいと、母なりの優しさだったのでしょう。
願書締切前まで、一言も話さなかったのを覚えてます。
もう願書出さなきゃって日の朝、
起きると願書にはんこが押されていました。
それだけの熱意があるならやってみなさい。
ただ、途中でやめるとか、もう嫌とか、
投げ出さないで欲しい。
選んだ道なら進みなさい。
無事に願書を出し、入学した。
福岡か関東か迷って、決めたのは、美保子の言葉だったでしょう。
出来るだけ帰ってこれる距離がいい。
その当時、新幹線がなかったので、
鹿児島迄は片道4時間。
日々の生活に慣れ、いつの間にか美保子の言葉も薄れていく。
校内コンテストで、悔しい思いをした。
何やってたんだろう?
何しに来たんだっけ?
なんでここにいるんだっけ?
1日反省をし、心を入れ替える。
学校でまずは1番になろう。
2度と悔しい思いをしないように。
練習を重ね、
形的には1番に。
そして就職。
そして挫折。
一旦美容師を離れます。
美容師やめようと思う、と美保子に伝えると、
あんたの熱意はそんなもんね!
すぐ逃げる!やめる!
簡単に言いなさんな!
イラッとしましたが、
また改めて火が付いたわけです。
あれから15年。
勤めの時にスタッフがいっぺんに辞めても、
僕は辞めなかった。
もう逃げたくないから。
逃げても仕方の無いことを知っているから。
その時に、大切なことを学びました。
人と光
と言う存在。
自分が良ければいいって思ってた、
若輩者がいました。
人が人を支えてくれる。
どんなに大変な時も、
人が手伝ってくれたり、
優しくしてくれたり、
怒ってくれたり。
人が光をくれて、
または、
僕が与える。
その頃そんな風に感じました。
なので、僕は人が大好きです。
人を嫌いになるなんて有り得ません。
なんでこのお客様と出会ったのだろう?
なんでこの人と出会ったのだろう?
きっと何かの役に立てるのだろう。
そんな思って、日々過ごしているわけです。
美容師を選んだ理由、
美容師として選ばれた理由、
僕が人と出会うための、
僕が人として成長するための、
人生で最大の贈り物かも知れませんね。