皆さんこんにちは!
grantsのスタイリスト&Controlのエステティシャン、野間口なりこです(^-^)
前回からあいてしまいましたが、今回から「肌トラブルの原因となるもの」についてお話ししたいと思います(^-^)
今回は「石油系界面活性剤」についてです。
界面活性剤というと、洗剤のイメージの方も多いと思いますが、泡立てて洗浄する働き以外にもいろんな働きがあります。
例えば、化粧水等を肌に浸透させる為に界面活性剤が使われていたり(浸透作用)、クリームは、本来混ざり合わない水と油でできていますが、界面活性剤を入れることできれいに混ざり合うようになってます(乳化作用)。
他にも殺菌作用や帯電防止作用、柔軟作用、溶解作用等の働きがあり、様々な化粧品に配合されています。
界面活性剤にはたくさんの種類がありますが、中でも「石油系界面活性剤」は注意が必要です。
石油系界面活性剤は強力に油分を取り除くので、肌の皮脂膜を溶かして肌の角質層に入り込みます。
そして、角質層の細胞をつなぎ止める細胞間脂質も溶かして肌の内部へ浸入します。
細胞は、細胞膜というものでおおわれているのですが、この細胞膜も脂質なので肌内部に入り込んだ石油系界面活性剤が細胞膜を溶かして細胞のDNAを攻撃します。
細胞膜がなくなると、細胞自体がふにゃふにゃした形になり、白血球が異物とみなして攻撃します。
そうすると、かゆみや炎症等のトラブルが出てくるのです。
また、体内に入り込んだ石油系界面活性剤は、体内で分解されずにその働きを維持したまま残ります。
私は肌が強いから何を使っても平気っていう方っていますよね?
昔の私がそうでしたが((( ;゚Д゚)))
今は気になる影響が出ていないとしても、体内で分解されないということは、使い続けるほど蓄積されていくということです。
本来、人間の体は肝臓が解毒の役割を担っているのですが、肝臓も細胞からできています。
体内に蓄積された石油系界面活性剤で傷ついた肝臓が、解毒の機能を果たさなくなることも考えられ、いつか体に影響を及ぼす可能性もあります。
すぐに影響が出る訳ではないかもしれません。
もしかしたら何の影響もなく過ぎて行くかもしれません。
でも、今まで特に問題のなかった自分の肌に、突然赤みやかゆみ、吹き出物等肌トラブルが出てきたとしたら、女性としてはやはりショックです!
それらの原因が絶対石油系界面活性剤にある!とは言えませんが、それでも原因の1つにはなると思います。
それを「付けない」という選択ができれば、原因の1つは取り除くことができるんです!
だったら皆さんはどうしますか?
世の中の女性がいつまでもキレイでいられますように(^-^)
ご予約、お問い合わせは
092-551-0296まで☆
grants,Control
福岡市南区玉川町6-16-102